MAGIに入る前、英語の学習経験はありましたか?
3人の英語との出会い方は、それぞれ違っていました。幼少期から英語に触れていた人もいれば、英語を「勉強」として始めたのは中学生になってから、という人もいます。
文法を勉強して「英語が分かるようになる」みたいな勉強方法だったんですけど、理解できないのにプリントがどんどん進んでいってしまう感じがありました。
本当に何も分からないまま英検3級まで取れたんですけど、そこから先は理解できていないので、「じゃあどうすればいいの?」みたいになってしまって、不自由な感じでした。
憶えているのは、I’m going to を勉強したときです。「なんで going to なんだろう。これは何の意味なんだろう」と思いながら、とりあえず書いていました。
小学生のときには、チャレンジの英語もやっていました。学校でネイティブの先生と話す機会ありました。理解して返すというより、「この形はこう」という感じでした。
幼稚園の3年間くらい、放課後の2〜3時間を過ごす英語託児所のようなところに行っていました。
そこで国連がやっている英語のテストのようなものを受けさせられた記憶があります。
そのため、アルファベットや本当に単純な単語は、なんとなく分かる状態でした。本当に「分かるだけ」という感じです。
小3から小4くらいの2年間は、英語の学習教材のようなものをやっていました。オンラインの授業で、シャドーイングをしたり、空欄があって選択肢を選んだりする形式でした。文法もリスニングも一応やる感じでしたが、日本語での説明はない英語学習教材でした。
その間に英検3級を受けて、一度落ちて、もう一度受けて合格しました。ただ、文法という認識はあまりありませんでした。耳ではぼんやり分かっている、という感じでした。
私は勉強としては、中学1年生になるまで英語にはほとんど触れていませんでした。
ただ、シンガポールで生活したり、海外旅行などで英語に触れる機会が多かったので、初めて英語を勉強するときに「嫌だな」というマイナスな感情はなく、「楽しそうだな」というプラスの気持ちで学校の授業を受けていました。学校では普通に授業を受けて、理解して、テスト勉強をする、という感じです。
中学受験をすることが小3の時点でほぼ決まっていて、小4・小5・小6は英語に触れられないことが分かっていたので、早い段階で耳だけでも作っておいた方がいいのではないか、という考えが親にあったのだと思います。中学受験中は、英語はやっていませんでした。
いい大学に入り、将来につながる力を身につけてほしい、という思いがあったのだと思います。
赤ちゃんの時から英語のCDを家で流されたりしていました。
MAGIの授業で、「他と違う」と感じたことはありますか?
学校の授業、小学生の頃の教材、一般的な英語学習。それらと比べて、MAGIの授業はどのように見えていたのでしょうか。
まず、課題がないことが本当に魅力だと思いました。
授業は楽しかったので、来て3時間座っているだけで、気づいたら英語ができるようになっていた、という感じでした。
学校の授業は、小テストに向けて勉強するとか、覚えることがメインだったと思います。でもMAGIは、そういう堅苦しい感じがなく、ただ英語を楽しんでいたら、気づいたら分かるようになっていた感じです。
それがやっていて面白かったですし、英語が好きになれた部分でもあります。
それから、英語を英語で言い換えるじゃないですか。それが今もすごく役に立っています。日本語でも言い換える癖がついたと思います。
私は、中学校で1年くらい英語を勉強した上でGDMでの英語学習を始めました。
まず、日本語を使わないで、周りの子たちが理解して問題を解いていることにびっくりしました。最初は全然分からなかったです。
その時は、英語を英語で理解するということを意識していませんでした。答えを聞かれたときに答えられるようにするために、日本語を書いたりしていました。
でも続けていくうちに、問題が難しくなっていく中で、英語を英語で理解することの楽さに気づきました。学校の勉強よりも、GDMの勉強の方が役立つのだろうなと思いました。
あとは、洋書を読まされることにもびっくりしました。「この私が読めるのかな」と思いました。でも結果的には、すごく良かったことだと思います。
私はやっぱり、感覚で覚えるということが大きかったです。
やっていることは文法メインだと言われていたと思うんですけど、私は全然そんな感じがしませんでした。
むしろ小学校の時にやっていた勉強の方が、「ここに主語を置いて」という感じで、私には難しかったです。説明されても、その説明が長すぎてよく分からない感じがありました。
だから、GDMはすごく簡単だなと思いました。日本語で理解するより、感覚で言えるから簡単じゃん、と思っていました。
私は文法的な説明を覚えられないタイプだったので、文法的な勉強があまり頭に入っていませんでした。逆にGDMの授業では、スラスラ入ってきました。
GDMではない授業だったら、大変だったと思います。
日本語で長い説明を聞いて覚えるより、英語を使いながら体に染み込ませた方が楽じゃないかと思います。


MAGIで学ぶ中で、印象に残っていることは何ですか?
教材のこと、クラスメイトのこと、授業の空気。思い出として出てきたのは、いわゆる「勉強」だけではない場面でした。
先生が食べ物を出してきて、その食べ物を使って英語を学んだことが印象に残っています。
言えた人にお菓子をあげたり、先生が食べ始めたり飲み始めたりするのが印象に残りました。そういうことがあるから、授業という感じが良い意味でなくて、楽しかったのだと思います。
全部印象に残っているんですけど、一番はクラスの雰囲気だと思います。
クラスのみんなと本当に仲が良かったので、発言しやすかったです。クラス授業では、言わないと誰かに言われるんです。だから「うちが言う」「うちが一番」と思っていました。
私は負けず嫌いだったので、一番早く発音してやる、一番早く先生がやっていることを汲み取って言う、という対抗心がありました。
普通の集団塾だと、こんなに仲良くなることはなかったと思います。授業中にみんなでガヤガヤしたり、英語を使ったやり取りの中で自然に盛り上がったり、airplanesを作ったり、そういうことも授業の中にあったから、みんな仲良くなれました。分からないことがあっても頑張ろうと思えました。
振り返ってみると、本当に I am here. You are... のようなところから始まって、ここまでつながっているのが不思議です。
多読やテキストを通して、英語だけではなく、例えば solar system や volcano の話など、英語以外の教養も育ったと思います。知見が広がった感じがします。
「英語が分かるようになった」「変わった」と感じた瞬間はありますか?
「できるようになった」と気づく瞬間は、点数だけではありません。洋書、留学、ミステリー、小説。それぞれの経験の中に、変化を実感する場面がありました。
私は、英語学習者向けの graded readers ではなく、英語話者向けの本を読むようになって、「読める」と思った瞬間に、「英語が分かるんだ」と思いました。
英語学習者向けの本だと、手加減されている感じがありました。英語を勉強している人なら誰でも読めるよね、という感覚がありました。
でも、英語話者向けの本を読んで理解できたときに、本当に力がついていたんだと感動しました。
自分で買った本が難しすぎることもありましたが、それでも「あれ、読めるな」と思う時がありました。単語は分からないけれど読める。分からないのは単語だけで、それ以外は理解できるようになったんだなと思いました。それが一番の実感でした。
母に、GDMの授業を受けていて変わったことやできるようになったことはあるかと、昔からよく聞かれていました。親も、この授業のやり方を不思議に思っていたのだと思います。
その時は「特にない」と答えていました。でも、高2の1月から高3の4月の初めにかけて、ニュージーランドにターム留学をしたとき、ネイティブ同士の会話はどんどん進んで、日本語で考えている暇がない中、単語の意味が分からないことはありましたが、会話がつらいという経験はそこまでありませんでした。
すぐに聞いて理解できたり、日本語で考えてから言うのではなく、すぐに言葉が出てきたりしたのは、GDMの勉強があったからなのかなと実感しました。
洋書の話を聞いて思い出したのですが、特にミステリーで、殺人犯やトリックが分かるようになったときに、「読めている」と思いました。
最初は話が単純でしたが、だんだん登場人物も増えて、自分で相関図を書いて理解できたときに、「分かった」と思いました。
英語の本を読んで泣けるようになったのも嬉しかったです。
また、高校2年生のときに、2週間の語学研修で、オックスフォードのキャンパスを現地大学生に案内してもらいました。周りが理解できずに気まずい雰囲気になる中で、私だけが話せていて、その大学生から「英語が上手いね」と言われたことが嬉しかったです。

MAGIで学んだことは、受験・大学生活・現在の学びにどう役立っていますか?
3人の話から見えてきたのは、MAGIで育った英語の力が、受験対策だけで終わるものではなく、資料を読むこと、会話すること、大学で学ぶことにもつながっているということでした。
英語資格や英語資料への抵抗が少なく、他の準備に時間を使えた。
長文が出ても怖くない。日本語に訳さず前から語順通りに読める。
読む・書く・話すことに抵抗がなく、英語を学びの道具として使える。
受験では、AO入試を受けるにあたって英語資格の部分に時間をかけずに済んだのが大きかったです。
英語資格の基準を気にせず、どこでも出願できるという精神的な安心感がありました。
一般受験も一応考えていたので、AOをやりながら一般もやるとなると大変ですが、英語はあまり特別にやらなくてよかったので、一般も考えられるというのが大きかったです。
AOの勉強では、論文をひたすら読むなど、学術性を高める必要があって、その時に、英語の論文を読めることが本当に良かったです。
英語を読むことに抵抗がなく、学術系のもの、アカデミックなものに対する抵抗もありませんでした。MAGIで英語の長文を読んできたことが役立ったと思います。
学術研究の世界は海外の資料が多いので、英語の資料を読めないと幅が狭くなります。特に宗教分野は、日本では研究が少ないので、海外の論文を読めることは有利でした。
推薦の関係で、英検やTOEFLのスコアを取る必要がありましたが、特別に時間をかけて対策するというより、試験前に多読をして、英語脳にしておくという感じでした。
周りが必死に問題集や単語帳に取り組んでいるのを横目に、私は多読をしていました。
私は共通テストのリーディングで、日本語に訳さずに読むからこそ、周りよりも速く進めることができて、点数もよく取れたのかなと思います。
一般受験でも、どれだけ長文が出ても、それに抵抗を感じることはありませんでした。
受験期は理数系の勉強が中心でしたが、英語の本を読む時間は、朝起きて塾が開くまでの時間や、他の科目の勉強に疲れた時のリフレッシュの時間として確保していました。
大学生活では、話すにしても書くにしても、本当に抵抗がありません。
ネイティブスピーカーともやり取りできるというか、そこに関して不安がありません。
MAGIで普段から話して、書いて、聞いていたので、それが当たり前になっています。
大学の授業で扱う文章量は、今のところ物足りないくらいです。
また、英語の授業でネイティブの人と関わる機会がありますが、そこでも物怖じせずに、思ったことを口に出せます。そういうところはすごく役立っていると思います。
AOの人たちは英語ができる人が多く、留学経験があることがデフォルトのような感じです。そういう人たちに比べると、話すことに関してはまだ差を感じる部分もあります。
でも、MAGIの授業で学術的なものを読んできているので、英語の論文や資料を読むことに関しては留学経験者より免疫があって有利だなと思います。
一方で、一般受験で入った人たちは、英語の知識はありますが、聞いてすぐ理解したり、すぐに言葉が出てきたりするわけではないこともあります。
帰国子女の人たちと、一般でしっかり勉強してきた人たちの間を、うまく補えるのが自分の強みなのかなと思いました。英語に関して、自己肯定感を高く持てています。
学校や他の英語学習と比べて、MAGIの特徴はどこにあると思いますか?
英会話教室とも、一般的な英語塾とも違う。卒業生たちは、MAGIの学びをどう言葉にするのでしょうか。
先生がちゃんと向き合ってくれるところが大きいと思います。
他の塾だと、個人面談や個別指導があっても、結局は定型化されている感じがあります。自分の理解度に合わせたものが、そこまでフレキシブルに提供されるわけではない印象です。
でもMAGIでは、授業で話す機会が多いからか、こちらの理解度に合わせて本を提案してくれたり、授業を進めてくれます。安心感がすごくあります。
好みの本も出してくれるので、本当に興味のないものを出されることがなく、読みやすいです。
五感を使って学ぶ感じもあります。視覚、聴覚、時には味覚も使っていたと思います。
あと、GDMはネイティブの先生ではないことが良いと思います。
先生が日本人だから、私たちと同じように、どういう間違い方をするのか、日本人の感覚が分かるのだと思います。
日本語の言い回しも分かってくれるので、言えなかった時に「こう言いたかったんだな」と汲み取ってくれます。そこがMAGIの良いところだと思います。
友達にMAGIの話をすると、英会話教室なのかと聞かれることが多いのですが、英会話ではありません。目的としてはアカデミックなものですし、単純に話すだけではありません。
「英語生活塾」みたいな感じかもしれません。
学習だけではなく、パーソナリティも分かってやってくれるから、英語を学習するというより、英語で育成されている感じがあります。
私が話すタイプだと分かって、グループでそういう役割を任せてくれたこともありました。一人ひとりの性格や様子まで見てくれている感じがありがたかったです。
少人数だからこそ、先生が一人ひとりのことを知っていると思います。
高3の時に、英語長文に関する問題の答えをメールで送ることがありました。その時、私が間違えやすいポイントを先生が分かってくれているな、私のことをよく見てくれているなと感じました。
英語以外のことについても親身に相談に乗ってくださったので、先生と生徒の距離が近いところがMAGIの良いところだと思います。


MAGIの先生は、どんな先生でしたか?
授業の進め方、質問のしやすさ。先生との距離感についても、率直に話してもらいました。
授業で当てられた時に、言えなかったり間違えたりしても、すぐに否定するのではなく、次の人に当てて、その人の正しい言い方を聞いた後で、もう一度戻ってきてくれるところがすごく良いと思いました。
他の人にとっても学びになるし、自分も「あ、こう言うんだ」と自分なりに訂正できます。自分で間違いに気づかせてくれるところが良かったです。
間違えた時に嫌な雰囲気にならず、笑って受け止めてくれる感じがありました。「間違ってもいいんだよ」っていうスタンスだから、恐れずに発言しようと思えました。
ただ間違いを流すのではなく、ちゃんと直すところまで考えてくれます。普通の塾だと、間違えるのが嫌で答えを見てしまうこともあると思いますが、MAGIではそういうことをしようと思いませんでした。
そのままの自分で英語に向き合えるのがありがたかったです。
長文読解の問題で間違えた時も、ただ正解を教えるのではなく、自分がその答えをどこから拾ってきたのか、なぜ間違えたのかを一緒に考えてくれました。
正解も教えてくださるけれど、その過程も見てくれるので、「間違えたらどうしよう」と怖がったりせずに発言できたと思います。
授業の前後で話したり、授業後に分からないところを質問した時も、優しく答えてくれました。
自分のことをちゃんと分かってくれていて、普段から見てくれていることが分かるからこその信頼関係だと思います。
受験の時だけでなく、普段から学習面でもメンタル面でも支えてもらえる存在でした。
「合川先生」ではなく、「Ms. Aikawa」という一人の人として、私たちに英語を教えてくれている感覚がありました。
これからMAGIで学ぶ後輩に向けて、メッセージをお願いします。
学校の勉強と違う道に見えることもある。すぐに成果が見えないこともある。それでも続けた先にどんな景色があるのか、後輩に向けて語ってもらいました。
学校で文法を学ぶからこそ、GDMは最初不安だと思います。
GDMは、英語ができるようになるまでのルートが他と全然違います。周りとやっていることが違うので、学校の小テストでは分からないこともあると思います。
文法事項の順番も違いますし、最初は take や put から始まるので、ズレているように感じるかもしれません。
でも、ぶれずにGDMを信じ続けることが大事です。途中で投げ出すのはすごくもったいないと思います。
少数派だから不安になることもあると思いますが、信じて最後までついていけば、びっくりするほど英語力が伸びていると思います。
他と違うので、学校のテストでは点数が取りにくいこともあると思います。
自分が英語ができるようになっている感覚に、もしかしたら気づいていないかもしれません。
でも、高3や受験まで続けていたら、他の子たちとは違う世界が英語に対して見えていると思います。
今までGDMで勉強してきた先輩たちはたくさんいるので、その実績も信じて、変に別の方向に寄り道せず、MAGIの勉強で英語を頑張ってほしいです。
とにかく、休まず来ることが大事だと思います。授業を受けていれば力がつきます。
英語が嫌いになるくらいなら、英単語帳とかやらなくていいから、楽しんでやれる英語の方法を探してここに来てほしいです。
ここに来たら、英語を怖いものとしてではなく、世界とつながるツール、自分の道具として使えるようになります。
最初は知らない単語が学校で出てきてしまうので、それは頑張って覚えるとして、MAGIで1回でも出てきたものは絶対にわかるようになっていました。
周りが文法でつまづいている時には、「そんなに難しく考えなくてもいいのに」と思っていました。
学校では、授業で扱った文章がそのままテストに出題されていたので、その時はどれだけその文章を覚えられるかが重要でした。
高3になって長文が出てくるようになると、他の人たちは初めて読む文章に苦戦していましたが、私にとっては 「そんなの塾でやっているから、へっちゃら」という感じでした。
友達が「この that って何だっけ?」などと相談している時に、自分はそんなふうには考えていないなと思いました。
高1から高2にかけて、分厚い単語帳2冊から範囲を決めて出す単語テストがあって、その時は全然やっていなかったです。
単語帳は日本語と英語で書かれているので、パラパラとは見るくらいで、真面目にはやっていなかったです。
しっかり日本語訳を覚えてしまうと、英文を読んでいる時に日本語が出てきてしまう時があるので、そこは適度な勉強量にすることで注意していました。
学校で単語帳などで覚えたものは、付け焼き刃といった感じで、意味がなかったです。
MAGIと学校の英語は別の科目として割り切っていました。
英語というより、神経衰弱のように捉えていました。それを英語を読む時に持ち込まないようにしていました。
日本語訳ではなく、例文を読んで理解するようにした方がいいと思います。
みんなが英検のために単語帳を一生懸命やっている時や、「分からない単語が出てきたから長文が読めない」と言っている人を見た時に、MAGIに通っていて良かったと思いました。




